梅

青森で昔から親しまれる豊後梅（ぶんごうめ）

豊後梅（ぶんごうめ）

青森県南部町と三戸町は、東北の中でも梅の生産が一番多く、生産が盛んです。青森の梅の生産は全国6位の生産量（農林水産省が平成20年（2008年）11月統計）をほこり、関東や関西の梅の加工業者も買い付けにくる、知る人ぞ知る梅の産地なのです。南部町はさくらんぼの産地として全国的に有名ですが、昔から梅（豊後梅）の生産も盛んで、八助と並び生産されています。さくらんぼの時期が中盤にさしかかると、直売所で販売しているところもあるのです。一斤（いっこん）染めのような、ごくうすい薄紅の花が美しい豊後梅。繊維質が豊富で果肉が厚く、種子が小さい。熟すと黄赤色になります。食用として酸味が少なく、杏に近い品種。梅酒や梅漬け、菓子など、昔から食用に加工されています。

梅酒のつくり方

古来より民間で健康に良い酒として親しまれており、近年では食前酒としても飲まれてます。梅は疲労回復・食中毒予防・食欲増進・整腸効果・老化予防・骨を強化等イイこと尽くし。

材料：青梅（南高梅）・・・1kg（2Lサイズ）・氷砂糖…500g～700g・ホワイトリカー…1.8リットル・果実酒用の容器…5リットル容器

熱湯で消毒し、よく水気をきった容器を準備します。その後、梅を良く水洗いします。洗剤は使用しないでください。洗ったら水につけてアクをとります。（青梅で約1時間から2時間。完熟梅の場合は必要ありません。）その後水分を拭き取り乾燥させます。竹串を使い、梅のヘタを取り、容器に梅と氷砂糖を入れます。その際は梅と氷砂糖を二回にわけていれます。約半分の量の梅を入れたら氷砂糖を入れ、その後残り半分の梅と氷砂糖を入れます。ホワイトリカーをゆっくりと流し入れます。あとは温度差の少ない涼しい場所で半年間から1年程じっくりと熟成させたら完成です。梅は半年間から1年の間に取り出します。取り出した梅はもちろん食べれます。
・ホワイトリカーは果実酒を作るためのお酒で、ほぼ無味無臭です。梅の風味が活かされるのでおすすめです。氷砂糖も同様の理由で梅の風味を活かすために使われます。黒砂糖、お砂糖でも作れないことはありませんがおすすめしません。
・アクをとることと、ヘタをとることが美味しい梅酒の秘訣です。手間暇かけて美味しい梅酒をつくりましょう！

梅で夏バテ防止対策！

梅にはクエン酸、リンゴ酸が豊富に含まれ、アルカリ食品として重宝します。もうすぐ暑い夏！夏バテ対策に、クエン酸をおいしく摂れる、自家製梅シロップを漬けてみてはいかがでしょうか。梅と砂糖から生まれた果汁を、こっくり煮詰めれば出来上がり。水や炭酸水で割った甘酸っぱい梅ジュースは、爽やかな酸味とすっきりしたのど越しで、夏の疲れが一気に吹き飛びますよ。

梅のサイズ目安

豊後梅
（ぶんごうめ）
・4Ｌ……約45～50ｍｍ
・3Ｌ……約40～45ｍｍ
・2Ｌ……約35～40ｍｍ
・Ｌ………約30～35ｍｍ
・Ｍ………約25～30ｍｍ

梅の保存方法

青梅・・・到着後はすみやかにご利用ください。常温で置いておくと2、3日で熟れてきます。
すぐに加工できない場合は、冷蔵保存して3～4日以内を目安にご利用ください。

色梅（完熟梅）・・・非常に傷みやすいので届き次第ご利用ください。
青い部分がまだ残る場合や固さがまだある場合は数日ほどおき、追熟させてからご利用ください。
完熟梅（色梅）は樹上で完熟一歩手前のものを収穫して発送しております。（あまり完熟しすぎて、配送中に傷まないものを見極めて発送しております）

■その他注意事項
・お届けした青梅は多少黄色くなっている梅が入る場合もございますが問題はありませんのでご安心ください。
・青梅は生で食べると健康を害する恐れがありますので生食はお止めください。
・品質には万全を期しておりますが、生の梅は大変デリケートなため、配送中の衝撃による割れや擦れキズが発生する可能性があります。
・新鮮な野菜・果物は収穫後も呼吸をしているため、
梱包材が結露等で湿める場合がございますが特に品質に問題はありませんのでご安心ください。